第2章 医療・保健

<<妊娠・出産>>

これから子どもを持つ予定の方や妊娠の可能性のある方は、判定薬や妊娠指導書を日本から持参したほうがよい。妊娠検査、その後の定期検査はダッカ市内の病院、バンコクやシンガポ-ルの病院で可能。出産に関してはダッカでの医療行為は必ずしも安全とは言えないので、安定期中や妊娠後期で帰国し、日本の病院で出産する方がほとんど。なかにはバンコク、シンガポ-ルで出産する方もいるが、どこで出産するかは、上の子がいる場合、初産の場合、妊娠経過などによって違ってくる。妊娠中必要なもの、赤ちゃん用品などダッカで手に入る物もあるが品数が少ないので、日本やバンコク、シンガポールでそろえた方が良い。詳しくは第3章子どもを参照のこと。

 

<妊婦の定期検診>(≪医療機関リスト≫も参照。)

 

  • Yamagata Dhaka Friendship Hospital

6/7, Block-A, Lalmatia (アーロン本店裏) ☎9129354

Dr. Md. Ekhlasur Rahman ☎0189-218902

産婦人科はないが、病院側で婦人科医(日本語可)を呼んで診察してもらえる。事前予約が必要。エコーは担当医と一緒に他の病院に行き、そこで診てもらう。

 

この他にもグルシャン地区に産婦人科がいくつかある。

  • Z.H.Sikder Women’s Medical College & Hospital Ltd.

House 5, Rd. 104, Gushan-2 ☎9887458, 8815363

女性の産婦人科医師がいる。英語での説明だが、ゆっくりわかりやすく説明してくれ、妊娠手帳のようなものに月々のチェックアップの結果を記入してくれる。

 

<出産後の事務手続き>

 

新生児の出生届:大使館を通じて行うより、直接、海外宅急便にて日本の自宅(両親の実家)へ出生届を送り、手続きを行う方が早い。

用紙は大使館にて入手可能。一週間以内で戸籍に入る。

旅券給付:戸籍抄本を直接日本より取り付け申請する。2~4日程度。

ビザ給付:在タイ・バングラデシュ大使館にて申請する。2日間。

 

 

☆バングラデシュ、日本以外の第3国で出産する方のために

 

当該国に到着してから陣痛までの期間を、どこで過ごすかという問題がある。出産予定の病院で過ごすことも可能。航空機を利用する場合、分娩予定日の28日以内では、航空会社指定の誓約書と診断書が必要であり、7日以内では医師の同行が必要。出国は、一般に妊娠12週頃から28週頃が適切。

 

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