第2章 医療・保健

<<緊急移送について>>

当地では、大学病院や公的医療機関でもスタッフ、システムにおいて不備の事が少なくなく、緊急時や重症の場合は、緊急医療サービス会社であるインターナショナル・SOS社や各自が加入している海外旅行傷害保険の緊急移送サービスを利用して、バンコクかシンガポールの設備の整った医療機関で治療を受けるのが良い。

近年では、40歳代の方が脳内出血でシンガポ-ルに緊急移送されたが、幸いにも緊急移送のできる保険に加入しており、専用飛行機がシンガポ-ルから飛んで来て、近代設備の整った病院へ運ばれた。非常に利用価値の高いシステム。

バングラデシュでも徐々に質の高い医療が受けられるようにはなってきているが、注射針・輸血・薬品・医療機器などの問題から、一部の病院以外は日本人が入院するには無理がある。特に輸血は信頼性が低い。

保険に入っていない場合、シンガポ-ルから医療専門スタッフが飛行機でやってくると500万円以上かかる。この緊急移送のサ-ビスをしている保険はいくつかあるので、内容を良く確認すること。最近は所属する企業、機関が団体で加入している場合も多いので、勤務先に確認するとよい。

 

  • インターナショナル・SOS社 (保険加入者のみ利用可能)

東京           ☎03-5210-1515

シンガポールセンター  ☎+65-6336-308024時間日本語可)

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