第7章 旅行(海外・国内)

<<チッタゴン>>

 

<地域紹介>

バングラデシュ第二の都市。16世紀に訪れたポルトガルの航海者たちが「大いなる港」と呼んだように、活気あふれる国際港湾都市。鉄鋼工場と製油工場を擁する工業の要塞でもある。また、丘陵地帯の豊かな自然に恵まれた観光地としての魅力もある。

 

<観光名所>

  • ポテンガビーチ(シービーチ)

新空港から5~6分。中心街からは40分。チッタゴン市南部のベンガル湾に臨む砂浜。ベンガル湾に沈む夕日が楽しめる。日本の「海の家」的な店もあり、ビールやウィスキーが飲める。夕方になると人が多く集まる。

 

  • 第二次世界大戦共同墓地(World War Cemetery)

連合軍および日本軍700名余りの兵士が眠る。

 

  • 民族博物館

アグラバッドにある。民族文化やバングラデシュ特有の多彩な展示物を見ることができる。パキスタン時代に建てられたもの。

 

  • ジア記念博物館(チッタゴンサーキットハウス)

ジアウルラーマン大統領が暗殺された建物。彼の身の回り品や独立戦争当時の写真等が展示されている。スタジアムのすぐそば。シシュパークの正面奥に見える建物。

 

  • シシュパーク(遊園地)

スタジアム、カセドリアマーケットの近く。

 

  • 旧裁判所博物館(コートビルディング)

チッタゴンの中心部、ニューマーケット(チッタゴンのゼロポイント)の背後の丘にある。市内が一望でき、夜は町や数々の船舶の灯りがすばらしい。裁判所はイギリス領時代のもので、非常に古く、大きな建物である。

 

  • ボスタミ王墳墓(Bayazid Bostami)

ナシラバードの丘にある聖堂。この国最古のモスクの一つ。大きな池に無数に飼われている巨大スッポンが有名。通称スッポン寺。1100年前、当地を訪れた偉大な聖人の怒りに触れてスッポンの姿に変えられた悪霊の子孫だという伝説がある。

 

  • フィシャリガッド、ブリッジガッド、ショドルガッド

カルナフリ川沿いの3大船着き場。渡し船で向岸まで行けば、この国最大の港湾を水上から眺めることができる。停泊する船の多さに驚くだろう。

 

  • フォイズレイクと動物園

中心地から8㎞。パハルトリにある。丘に囲まれた湖と市民の憩う公園。休みの日にはカップルや家族が多く訪れ、ボートを楽しむこともできる。ダッカの動物園より小さいが、立派なベンガルタイガーが見られる。

 

  • シタクンド

中心地から37㎞、シタクンド駅からダッカ方向へバスで1時間。ヒンズー教徒や仏教徒の信仰を集める聖地で、チャンドラナート寺院や仏足跡が残る仏教寺院等がある。毎年2月にはおよそ日間にわたり、シバ神にちなんだチャトウルドシという祭りが行われる。シタクンド北5㎞のラボナコには塩水温泉が沸いている。

 

  • オーダラハ・ティーガーデン

中心地から北に車で1時間。シレットのように広くはないが、茶畑が見られる。

 

  • 塩の精製工場

アグラバットのカルナフリ川の近く。コックスバザールの塩田の塩を精製している。

 

  • 廃船の解体所

バティアリ地区。世界中から廃船するための船が持ち込まれる。

 

 

<チッタゴン丘陵>

治安が不安定なので要注意。訪問する際は旅行会社を通じて事前に許可申請が必要。

 

  • ランガマティ

チッタゴンから77㎞。バス、車で約2時間。カプタイ湖の西側。リキシャがないので道路はすっきりしている。美しい景色と珍しい動植物、手織物、竹細工のハンドバックや花瓶、銀の装飾品等で知られている。土地の人々の素朴な暮らしぶりを見たり、カプタイ湖でクルージングをしたりするのもよい。

 

  • チャンドラゴナ

チッタゴンから約48㎞。カプタイ道路沿いの町。木材産業のメッカで、製紙工場、レーヨン工場がある。竹から合成繊維を作る。

 

  • カプタイ

チッタゴンから64㎞。チッタゴン道路を更に3㎞行ったところにチットモロム寺院がある。美しい仏像が安置されている。ベンガル暦の最後の日(4月中旬)に、盛大な仏教祭が催される。

 

  • バンドルボン

チッタゴンから92㎞。ビルマ系の仏教徒、モグ族のボルモン族長が住む地域。音楽とダンスで有名なムラン族の他、奥地に入ると更に様々な部族が住んでいる。

 

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