２０２３-２０２４年度の日本人会会長を拝命致しました平栗　厚と申します。
５０年に及び歴史を持つダッカ日本人会の会長拝命ということで、身の引き締まる思いです。
日本人会の目的は会員間の親睦・連携に寄与することであり、私自身の力は誠に小さ
く、少々力不足だとは思いますが、皆様にご支援・ご指導頂きながら、その目的に資する活動を心がけて理事・事務局と協力しつつ、確りと運営して参ります。

６月２４日の日本人会総会の際、今年の活動・運営テーマ（スローガン）として、
“寄り添う日本人会”を掲げさせて頂きました。
会員の皆様のご意見・ご提案に耳を傾け、一方通行でない、インタラクティブなコミュニケーションをして、それを活動に生かすことで、“寄り添う”を具現化して参りたいと考えております。

世間はポストコロナに完全に移行する一方、世界に目をやれば露‐ウクライナ戦争は続いており、世界経済は未だ不透明・不確実な状況にあり、バングラデシュ経済もエネルギーコスト高騰、食料輸入コスト増、外貨準備高減少等大きな影響を受けております。
しかしながら、バングラデシュの経済はボラティリティこそあれ、今後も着実に成長してゆくとの見通しが支配的です。
斯かる状況下、バングラデシュ経済成長への期待感から今後も日本企業のバングラデシュ進出は増加してゆく傾向は続くと思われ、日本人会の規模も大きくなってくるものと思われます。
今後、組織が大きくなっても“寄り添う”力を日本人会持ち続けられるように、その土台を築けたら、と思っております。
それには、皆様の御意見、ご指導、ご支援が不可欠です。
ぜひともお力をお貸し頂きたく、茲にお願い申し上げます。

日本人会　会長
平栗　厚